ジャズの名盤・名作をご紹介

ジャズの名盤探検隊

ロイ・ポーター・サウンド・マシーン Roy Porter Sound Machine - Jessica (1974), Inner Feelings (1975)

ロイ・ポーター・サウンド・マシーン|ジェシカ

Genre:ジャズ
Style:ジャズ・ファンク、レア・グルーヴ
Release:1974
Label:Chelan Records
Charles Jones (b), Oscar Dye (cg), Roy Porter (ds), Tollie Moore (ep, as), Jimmy Holloway (g), Leslie Hargrove (g), Bob Davis (og), Sone' Campbell (ts), Jack H. Fulks (ts, fl), Lester Robertson (tb), Hense Powell (tp, fh), James Smith (tp, fh)

90年代にレア・グルーブの文脈で再発見されたロイ・ポーター。チャーリー・パーカーやエリック・ドルフィー、アート・ファーマーのセッションに参加するなど、ビ・バップ黎明期の40年代から西海岸(コロラド)を中心にモダン・ジャズ・シーンの第一線で活躍したドラマーです。その後、ハード・バップ、新主流派とシーンが移り変わるにつれて沈黙していたけれど、60年代後半~70年代にかけて突如復活。自身のグループ=サウンド・マシーンでジャズ・ファンク街道まっしぐらなアルバムを2枚残します。これはその1枚目。齢50過ぎにして初リーダー作品。気合いの入った自主制作です。

トラック 1「Jessica」はブラック・ムービーのテーマ曲風に幾分ミステリアスな感じ。テーマ部分を抜けてソロ・パートになってからが、このバンドのファンク魂の真骨頂。テナー→フルート→トロンボーン→ギター、のソロの応酬がカッコいい!なんとなく聴いていても耳を持っていかれること間違いなしのトラック。トラック 2「Funky Twitch」はその名の通りファンク・ナンバー。エレピ・ソロ~ワウ・ギター・ソロの流れが最高。そんな感じで捨て曲がない中々なマスターピースです。

ちなみにジャケットのバイクは息子らしいです。バイク好きの息子のための作品「Dramus For Daryl」というドラム・ソロ+コラージュのB級感満載のトラックも収録しています。アフリカものの再発?と思わせるジャケット、いいですよね。

Roy Porter Sound Machine - Inner Feelings (1975)

ロイ・ポーター・サウンド・マシーン|インナー・フィーリングス

Genre:ジャズ
Style:ジャズ・ファンク、レア・グルーヴ
Recording:1975
Release:1975
Label:Bel-Ad Records
Clarence Daniels (bs), Charles Jones (b), Arne Frager (b, key), Frank Mastrapa (per), Demond Gates (ds), Roy Thompson (ds), Tollie Moore (ep), Harold Grant (g), Herman Mitchell (g), Randy Piggy (g), Roy Porter (per), Charlemagne Payne (ts), Jimmy Allen (ts), Prince Harrison (ts), Jack Fulks (ts, fl), Wallace Huff (tb), Hense Powell (tp), Hugh Bell (tp)

1stの路線を推し進め、ジャズ・ファンクとしての純度に磨きをかけた2nd。ロイ・ポーターご本人のボーカルが増量し、エレピ含有率も増量。トラック 1「Party Time」から全力でファンク。サウンド・マシーンの特徴は、どのトラックにもきちんとソロ・パートがあることで、このサウンドがジャズ出自であることを物語っていますね。トラック 2「Love You」は「Jessica」よろしくブラック・ムービーの主題歌ライクなナンバー。歌もきちっと入っています。ちなみに「Jessicia」別ヴァージョンも収録しています。

1stと2nd、甲乙つけがたいのでどちらもマスト・バイです。

@ 管理人
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