SCR3310-NTTComをWindows 11でもドライバーのアップデートで使えるようにする方法
![SCR3310-NTTCom](/wp-content/uploads/ic-card-ntt.jpg)
Windows 10からアップデートしたWindwos 11では使えていたICカードリーダーのSCR3310-NTTComが、PCを買い替えたら使えない。少しの間緑色のランプが点灯して、消えてしまう。デバイスマネージャーでも「不明なデバイス」として認識されてしまって立ち行かなくなった。どうやらWindowsセキュリティ機能(メモリ整合性)に適合していないらしい。公式サイトにそのように記載があって、ドライバーがダウンロードできない。
じゃあ、どうする?ということになって、新しく出ているバージョンを買うか、それとも抜け道を探すそうか、となってわけです。結論としてはSCR3310-NTTComはまだ使えます。新しいVersion. 2のドライバーを転用してインストールすることでパソコンが認識するようになりました。以下その手順です。
①下記URLからVersion 2用のドライバーをダウンロードします。「Windows 11 Drivers」のバージョンv4.68をクリックすることでダウンロードします。
> https://support.identiv.com/scr3310v2/
![](/wp-content/uploads/ic-car-ntt-01.jpg)
②ダウンロードした「SCR3xxx_Win11_v4.68.zip」を展開して、フォルダ内にある「SCR3XX.inf」を確認しておきます。
③コントロールパネルから「デバイスマネージャー」を開くか、スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開きます。
④デバイスマネージャーから「SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader」を探し出します。
⑤「SCR3310-NTTCom USB SmartCard Reader」を右クリックして「ドライバーの更新」をクリック。
⑥下段の「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリック。
![](/wp-content/uploads/ic-car-ntt-05.jpg)
⑦下段の「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリック。
![](/wp-content/uploads/ic-car-ntt-04.jpg)
⑧「すべてのデバイスを表示」を選択し、「次へ」をクリック。
⑨「ディスクの使用」をクリック。
⑩「参照」から「SCR3xxx_Win11_vX.XX」を解凍したフォルダにある「SCR3XX.inf」を選択します。クリックしてOK。
![](/wp-content/uploads/ic-car-ntt-03.jpg)
![](/wp-content/uploads/ic-car-ntt-02.jpg)
もしエラーが出ても無視して続行します。「ドライバーが正常にインストールされました」と表示されれば作業完了、SCR3310-NTTComが認識されるはずです。
![](https://bossanova.jp/wp-content/themes/maebashi/img/1.jpg)