TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4をWindows 11 22H2以降でも使い続ける方法
![TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4](/wp-content/uploads/tmpg.jpg)
TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4はWindows 11 22H2、正しくは.Net Framework 4.8.1以降では動作しません。
さて、困ったものだということで公式の掲示板でもかなり以前から運営に対応を求める声が少なくありません。
一つの解決案として、映像の編集をしないで、単にtsやm2tsファイル等をBDAVにコンパイルしたいということであればMakeBDAVを利用するのもいいと思います。私も実際に保険としてインストールしています。
ただ、どうしても無劣化の編集が必要だということであれば、最新版のTMPGEnc MPEG Smart Renderer 6を購入するか、4であれば何らかの手段を伴わなければなりません。 そこで、アップグレードされてしまった.Net Frameworkを4.8に戻してしまおうというのが、有志の作成したフリーウェアです。
必須条件として、.Net Framework 4.8の
C:\Windows\Microsoft.NET
というフォルダが必要になります。なので、4.8以前のバージョンの.Net Frameworkが手に入らない環境の場合はこの方法は使えません。 まだ現在のPCが4.8だったり、他のPCなどから移植したりできればラッキーですね。
①GitHubから当該のフリーウェアをダウンロードします。「Code」→「Download ZIP」で保存します。
![](/wp-content/uploads/tmpg-01.jpg)
②解凍したフォルダに上記の「Microsoft.NET」をドラッグします。
②ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。中に入っている「.Net.Framework.Downgrade.bat」をノートパッドなどテキスト形式で開きます。13行目に、
set dotNetFolder=
という記述があるので、「Microsoft.NET」のローカルパスを必要に応じて書き換えます。例えば、
set dotNetFolder=C:\Desktop\dotNetDowngradeBatch-main\Microsoft.NET
とします。 その上で、PCをセーフモードで起動し「.Net.Framework.Downgrade.bat」を管理者権限で実行すればOKです。セーフモードではないと基本的にダウングレードに失敗します。
![](https://bossanova.jp/wp-content/themes/maebashi/img/1.jpg)