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ジェフ・ギルソン Jef Gilson - New Call From France (1966)

Jef Gilson - New Call From France (1966)

The Jef Gilson Nonet feat. Jean Louis Chautemps - New Call From France

Genre:ジャズ
Style:ユーロ・ジャズ、ビッグ・バンド
Recording:
Release:1966
Label:SABA/MPS
Gilbert Rovère (bs), Claude Lenissois (bcl), Gaëtan Dupenher (ds),Jef Gilson (p), Pierre Caron (ts), Jean Louis Chautemps (ts, as), François Jeanneau (ts, ss), Jean Baptiste Mira (tp), Bernard Lubat (vib, per)

本日二枚目のジェフ・ギルソンのアルバム紹介は1966年のビッグ・バンドもの。ギルソンは57年頃からビッグ・バンドを率いていたらしい。

A面を占める「Suite Pour San Remo」は招待されたサン・レモ音楽祭のために書いた組曲で、フリーを通過した後のモーダルな演奏が美しく、時に楽しい。冒頭の「Overture」は特筆モノで映画音楽のような、もしくは新主流派をビッグ・バンドでやったような佇まいで、次々とソロがリレーされていく様がなんともいえず格好良い。コルトレーン(かその背後にいるドルフィー)の影響があるのかと思わせたりも。Bernard Lubat のヴィブラフォンがいいアクセントになっています。

トラック 2「I.A.M.」は3分強でテーマとソロの応酬が聴ける密度の高いモーダル・ワルツ・ナンバー。ドルフィーをアップデートした感じが色濃い。トラック 4「A Free Call」はタイトル・トラックにするだけあって、始まりは楽しげな感じ、から一変してテナーがフリーに吹きまくり、ドラム+パーカッション・ソロからのベース・ソロ、といった具合の万華鏡的展開。ラスト・トラック「Chromatisme」はモンク・ライクなテーマの提示で始まる比較的ストレートなバップ・ナンバー。「A Free Call」同様、一筋縄ではいきませんけれど。

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