エレピとヴァイブがもはやレア・グルーヴ!ミハエル・ナウラ Michael Naura - Call (1971)

Michael Naura Quartett - Call
- Genre:ジャズ
- Style:モーダル
- Recording:1971
- Release:1971
- Label:MPS
- Michael Naura (ep), Eberhard Weber (b), Wolfgang Schluter (vb), Joe Nay (ds)
前作「European Jazz Sound」から8年の時を経てドイツの名門MPSから発表された2ndアルバム。ミハエル・ナウラと言ったらデビュー作かこの2ndを挙げる人が多いハズ。
MPSからのリリースということと、このジャケで、聴かずともなんだかただならぬ内容であることがなんとなく伝わってくるはず。1stと同じようにウルフガング・シュルター Wolfgang Schluter のヴァイブが全体をリードし、エヴァーハルト・ウェーバー Eberhard Weber のベースは唸りまくり、ジョー・ネイのシンバルが鳴りまくる。もう新主流派も通過しちゃったもんね、電化もしちゃってるもんね、といったエレピ一辺倒のナウラが要所要所でバシッと引き締めてくれる感じが気持ちいい。欧州の憂いを帯びながらどこかエキゾチックな不思議サウンド。
エレピ・ジャズの大傑作!
