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ジャズの名盤探検隊

5tetソフツの名演ライブ!ソフト・マシーン Soft Machine - Noisette (1970)

Soft Machine - Noisette (1970)

Soft Machine - Noisette

Genre:ジャズ・ロック
Style:UKジャズ、ジャズ・ロック、カンタベリー
Recording:January 4th, 1970
Release:2000
Label:Cuneiform Records
Elton Dean (as), Lyn Dobson (ss, fl), Hugh Hopper (b), Mike Ratledge (ep, og), Robert Wyatt (ds)

アルバム「Volume 2」と「Third」の中間に位置する1970年1月のライブ盤で、基本的な選曲はその2枚のアルバムから。マイク・ラトリッジにエルトン・ディーン、ヒュー・ホッパー、ロバート・ワイアットのカルテットにリン・ドブソンを加えた2管編成で、英国のジャズがこの時期に一応到達した一つの頂点を記録したライブ。ここでフリー・ジャズというかなり大きなカテゴリー・ワードが使われることが多いのですが、どうもしっくりこないので、英国ジャズという文脈で音楽性を捉えたほうが、その独自性と被影響を改めて発見できるように思いますし、キング・クリムゾンを筆頭にしたロック勢のこの時期の動向も把握しやすくなるのではと思います。

それにしても凄いライブなんでとりあえず聴いておいたほうがいいですよ。マイク・ラトリッジとヒュー・ホッパーが切り開いた道をエルトン・ディーンとリン・ドブソンの2管が押し広げて、すごく冷静なんだけどとんでもなくハイテンション。それを緊迫感と呼ぶ。ドラムスのワイアットが霞んでしまっている感じが否めないくらい。というか、あまり活躍する場面が与えられてなくて、ラスト・トラックの「Wi Did It Again」の冒頭でやっとソロが回ってきましたっていうくらい。

この日のライブが切れ目なく丸々収録されているとても貴重な記録。同時期のライブ盤「Breda Reactor」も併せてどうぞ。

@ 管理人
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