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ミルトン・ナシメント Milton Nascimento - Maria Maria / Ultimo Trem (2002)

Milton Nascimento - Maria Maria Ultimo Trem

ミルトン・ナシメント|マリア・マリア ウルチモ・トレン

Genre:ブラジル
Style:ミナス、MPB
Recording:1976, 1980
Release:2002
Label:Warner Music Brasil
Luis Alvez, Novelli, Alceu Reis, Jacques Morelenbaum, Márcio Mallard, Watson Clis, Robertinho Silva, Hely Rodrigues, Paulinho Braga, Cafi, Nico Borges, Ronaldo Bastos, Sirlan, Telo Borges, Danilo Caymmi, Paul Jobim, Nelson Angelo, Tavito, Frederyko, Milton Nascimento, Zé Rodrix, Vermelho, Caboclinho, Hélcio Milito, Mauro Senise, Nivaldo Ornelas, Oscar Araiz, Pedro Santos, Nenê, Zé Eduardo, Dalva Prates, João Donato, Wagner Tiso, Paulo Moura, Edson Maciel, Toninho Horta, Naná Vasconcelos, Clementina de Jesus, Fafá de Belém, Nana Caymmi, Zézé Motta, Fernando Brant, Beto Guedes, Tavinho Moura

ミルトン・ナシメントと同郷のミナス発、世界的な活躍をみせる現代舞踊団、グルーポ・コルポ Grupo Corpo。パウロ・ペデルネイラスと彼の兄弟によって1975年に設立された前衛グループで、この作品は、そのグループ・コルポがミルトン・ナシメントにバレエのサントラのために委嘱した2作品「Maria, Maria (1976)」「Ultimo Trem (1980)」をカップリングした2枚組アルバム。

「Maria, Maria」は作詞家フェルナンド・ブランチ Fernando Brant とともに、マリアと呼ばれる一人の黒人女性の人生にフォーカスした舞台音楽。時期としてはウェイン・ショーター Wayne Shorter「Native Dancer」に参加したのを皮切りに、「Minas」「Gerais」「Milton」といった自身の代表作を発表していた頃。「Ultimo Trem」は当時の軍事政権が閉鎖した鉄道線を題材にした舞台で、ミナス・ジェライス州北東部の町全体の物流が滞り衰退し、そこに暮らした人々が苦しんだ現実を描いています。

当時のブラジル最高の音楽家の集結のみならず、ミルトンの迸る実験性と音楽的魅力が充溢した、歌心に溢れながらも鬼気迫る名作です。

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