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ジャズの名盤探検隊

ネオ・クラシカル系現代ジャズ ゴーゴー・ペンギン GoGo Penguin / s/t (2020)

GoGo Penguins - GoGo Penguin

GoGo Penguin / s/t

Genre:ジャズ
Style:ピアノ・トリオ、コンテンポラリー・ジャズ
Recording:2019
Release:2020
Label:Blue Note
Chris Illingworth (p), Nick Blacka (b), Rob Turner (ds)

名門ブルー・ノートからのリリースとなる2年ぶりのゴーゴー・ペンギンの新作、通算3枚目のアルバムは、自信漲るセルフ・タイトルド・アルバム。フジロックへの出演が決まっていながらも、フェス自体が来年に延期となってしまい日本のファンには非常に残念。

GoGo Penguin はクリス・イリングワース (p)、ニック・ブラッカ (b)、ロブ・ターナー (ds)からなるマンチェスター出身のピアノ・トリオ。現代ピアノ・トリオの中でも異色な作風で、ネオ・クラシカルやエレクトロニカ、ポスト・ロック、それにエレクトロニカを通過したUKロックをジャズのフィールドに野心的に取り込んでいます。そのグルーヴも強力で、ジャズだが全く黒くないところはUKらしく、ダンサブルなのに無機質で、ミニマル・ミュージックさえ想起させたり。叙情的でありながら躍動感溢れるサウンドは、ありそうでなかったわけで、10年代以降の新しいピアノ・トリオの形態を提示しています。

ベスト・トラックは先行してリリースされたトラック 6「Kora」。このトリオの音楽性をそのまま体現している叙情性、ポリリズム、ドラマチックなコンポジション、サウンドの過密性。どこを切ってもペンギン印。

@ 管理人
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