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ジャズの名盤探検隊

伊メロトロン・プログレ チェレステ Celeste - s/t (Principe di Giorno) (1976)

Celeste - s/t (1976)

チェレステ|チェレステ

Genre:プログレッシブ・ロック
Style:シンフォニック・プログレ
Recording:1974
Release:1976
Label:Grog
Giorgio Battaglia, Mariano Schiavolini, Ciro Perrino, Leonardo Lagorio

オリジナル・アルバムを一枚しか残さなかったばかりか(再結成は含めない)、そのアルバムの圧倒的な完成度のため、シンフォ・プログレの傑作として語り継がれているそのアルバム。初期キング・クリムゾン King Crimson や PFM Premiata Forneria Marconi からの影響をソフトな切り口で室内楽的に語る音楽性。それに少々のアヴァンさを感じるのは、同郷バンドのピッキオ・ダル・ポッツォ Picchio dal Pozzo のアルド・デ・スカルツィ Aldo de Scalzi が参加しているからかもしれません。

チェレステにはジャズの要素も聴くことができて、トラック 1「Principe di Giorno」の後半部分のアルト・サックスに、このバンドがジャズと向かい合っていた痕跡を聴き取ることができます。未発表音源集を通して聴くと、前身バンドの「Il Sistema」に荒削りなジャズ・ロック的なバンド・サウンド、76年録音「Celeste II」のサックスからジャズのイディオムを濃厚に聴いて取れたりするわけですが、74年録音となるこのアルバムではジャズを凌駕するように室内楽器のシンフォニーが突出しているのが不思議というか面白いですね。この辺りはメンバーの Leonardo Lagorio レオナルド・ラゴリオが小さくない役割を果たしているように思われます。

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