ジャズの名盤・名作をご紹介

ジャズの名盤探検隊

ホブソン・ジョルジ & リンコン・オリヴェッチ Robson Jorge & Lincoln Olivetti - s/t (1982)

Robson Jorge & Lincoln Olivetti - s/t

ホブソン・ジョルジ & リンコン・オリヴェッチ

Genre:ブラジル
Style:ソウル、ディスコ、AOR
Release:1982
Label:Som Livre
Robson Jorge, Lincoln Olivetti, Oberdan (as), Reginaldo (vo), Ronaldo (vo), Tony Bizarro (vo), Leo Gandelman (bs), Jamil (b), Paulo Cezar (b), Peninha (per), Mamao (ds), Paulinho Braga (ds), Picolé (ds), Ariovaldo (per, ds), Renato Britto (per), Zé Carlos (ts. vo), Serginho (tb, vo), Bidinho (tp), Marcio Montarroyos (tp)

数々のブラジリアン・アーティストのアレンジやソングライティングを手がけたプロデューサー・チーム、ホブソン・ジョルジ & リンコン・オリヴェッチ。そのコンビが82年にリリースした、アーバンでメロウに洗練された80'sブラジリアン・ブギー、AORが詰まったナイス・アルバムがこれ。全音楽ファンにチェックしてほしい最高の一枚!

とにかくアーバン!メロウ!ホーン・アレンジが気持ちいいトラック 1「Jorgea Corisco」はソロで盛り上がること間違いなし。ブラジリアン・ブギーのトラック 3「Alelula」のハレルヤ・コーラスはアルバム・ハイライトの一つ。トラック 4「Raton」とトラック 9「Zé Piolho」はMPB色、アフロ・ブラジル色が垣間見える小曲。トラック 5「Pret-a-Porter」はアーバンのお手本のような曲。トラック 6「Squash」の変拍子使いとパラララ・コーラスでまたハイライトです。ここまでアップ・テンポ気味だったのがメロウなトラック 7「Eva」でクール・ダウン。スペーシーなディスコのトラック 11「Ginga」もたまりません。

チン・マイア「Disco Club」でも触れましたが、リンコン・オリヴェッチはその長いキャリアの中で、ブラジルを代表する編曲者として、様々な偉大なるアーティストとの共演経験があります。

指揮者、編曲者、プロデューサー、作曲家、鍵盤奏者としてブラジルのディスコ~ポピュラー・ミュージックを支えた故リンコン・オリヴェッチ Lincoln Olivetti が全面的にバックアップ。チンのアイディアを受け止めつつ、自由に音楽的アイディアを加味して、よりチン・マイアのソウル・ミュージックを強烈なサウンドに作り上げた初めてのアレンジャーがリンコンでした。

その顔ぶれはチン・マイア Tim Maiaを筆頭に、マルコス・ヴァーリ Marcos Valle、ジョルジ・ベン Jorge Ben、ジルベルト・ジル Gileberto Gil、ガル・コスタ Gal Costa、リタ・リー Rita Lee、ロベルト・カルロス Roberto Carlos、カエターノ・ヴェローゾ Caetano Veloso、マリア・ベターニア Maria Bethânia、ルル・サントス Lulu Santos …挙げればその凄みがますます伝わってくるほど。ブラジル音楽の深層・真相に食い込んでいたのは確かです。

@ 管理人
Webデベロッパー
ジャズやブラジル音楽が好きです。ふーん、これはジャズなのか、という名盤から、うん、これはジャズじゃないね、という名盤まで。ご意見・ご感想などがあればTwitterまで。@elenco