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ジェイムズ・ウォルシュ・ジプシー・バンド James Walsh Gypsy Band - I've Got The Feelin' (1979)

James Walsh Gypsy Band - I've Got The Feelin'

ジェイムズ・ウォルシュ・ジプシー・バンド|アイヴ・ガット・ザ・フィーリン

Genre:ソウル、AOR
Style:ブルー・アイド・ソウル、 ライト・メロウ
Release:1979
Label:自主制作
Stephen Doc Kupka (bs), David Hood (b), Scott Fronsoe (b, vo), Roger Hawkins (ds), Jimmy Johnson (g), Barry Beckett (key), James Walsh (vo, key), Ernie LaViolette (per, ds), Emilio Castillo (ts), Todd Hansen (tb, vo), Greg Adams (tp, fh), Richard Jorgensen (tp, fh, vo), Deone Johnson (tp, fh, vo), Jim Behringer (vo, g)

エヴァーグリーン。海沿いを車でドライブしながら聴いたら、ジェケットのように青い空が広がっていて、一緒に口ずさんじゃんだろうな。車持ってないけれど。歌いながら目をつぶってジーンとしっちゃったり。コーラスは風のように流れてきて。

冒頭のタイトル・トラック「I've Got The Feelin'」でノック・アウト!「It's Over Now」からドゥービー風の「Where Do We Get Off」で気分は最高!バラードもイカしてて「Alabama Eyes」でしっとり気分。

ミネソタ出身、西カリフォルニアで活動していたプログ・ロック・バンド Underbeats (62–68) の鍵盤奏者…ジェームズ・ウォルシュのキャリアはそこからスタートしました。

69年にはバンド名を Gipsy に改め(プログレ・ファンにはお馴染みのバンド)、70年から4枚のアルバムをリリースしますが、73年にはメンバーの一人が Sly & The Family Stone に移籍し、バンドは空中分解。そこでこの記事の主人公ウォルシュは、同郷ミネアポリスのバンド Free & Easy と合流、James Walsh Gipsy Band を結成します。そして78年、満を持してRCAからリリースしたデビュー・アルバムは堂々のセルフ・タイトルド・アルバム「James Walsh Gipsy Band」。このデビュー作は全米71位まで上るマイナー・ヒットになりました。

さて、前置きが長々となりましたが、今回紹介する「I've Got The Feelin'」はその James Walsh Gipsy Band の2作目で、サザン・ソウルの名門スタジオ Muscle Shoals マッスル・ショールズで79年に録音されるもお蔵入りとなった幻のアルバム。お蔵入りとされた後は、00年くらいからオフィシャル・サイトで少数CD-Rで流通されたのみでした…16年にきちんとリイシューされるまで。今では誰もがこの傑作に触れることができるようになっています。

プロデュースはジェイムズ本人とマッスル・ショールズのバリー・ベケット Barry Beckett、ジミー・ジョンソン Jimmy Johnson。脇をマッスル・ショールズのセッション・ミュージシャンが固め、タワー・オブ・パワー Tower of Power のホーン・セクションや、ビージーズ Bee Gees のストリングス隊が参加しています。

スティーリー・ダン Steely Dan 「Caves of Altimira アルタミラの洞窟の警告」、ビル・ラバウンティ Bill LaBounty「Lie To Me」のカバーを収録。

@ 管理人
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