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ジャズの名盤探検隊

欧州ハード・バップ快演!Jazz Quintet 60 / ジャズ・クインテット・60

Jazz Quintet 60

Jazz Quintet 60 / Jazz Quintet 60

Genre:ジャズ
Style:デンマーク、ユーロ・ジャズ、ハード・バップ
Recording:1962
Release:1962
Label:Metronome, 澤野工房
Niels-Henning Ørsted Pedersen (b), Bjarne Rostvold (ds), Bent Axen (p), Niels Husum (ts), Allan Botschinsky (tp)

幻の名盤と聞くと、どうしても聴きたくなってしまうものですし、その期待値で否が応にも作品自体が聴く前から素晴らしいものに思えてきてしまうものです。しかもジャケットが最高にカッコいいとそれには抗いがたいですね。そのアタリの例が Wolfgang Dauner の Dream Talk だったりします。では、このアルバムは?

1962年のユーロ・ジャズ傑作と聞けばもちろんモード!と思いきや、全編通して気持ちいいくらいハード・バップ(ここでガッカリしないように!)。テナーのニルス・ハサムとベースのペデルセン以外は、ビヨルネ・ロストヴォルドの馬車と同じメンツで、実質上のリーダーはピアノのベント・アクセン。トラック 3「More Peace」ではまるでエヴァンスのような叙情的な演奏を聞かせてくれます。

これもメトロノーム原盤は激レアで、人口に膾炙するようになったのは澤野工房が再発してからです。それ以外にも夜ジャズの須永辰緒が「Cuba Libre」をカバーしたり、ニコラ・コンテ Nicola Conte が「Blue And Yellow」をコンピしたりして、たぶんこの辺は純音楽的なセンスとは別途、DJの希少価値的なセンスが触手を動かすのでは、はてさて。

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